個人年金保険について知っておこう! ~年金に関する知識~

個人年金保険のお話の前に、あるデータを紹介させてください。

年間456万円…老後のゆとりある生活の為に必要な金額(*)
*…財団法人生命保険文化センター調べによる、夫婦二人の必要額


そして、公的年金保険の受給額の平均についても見てみると、

・国民年金加入の自営業者で158万円程度(夫婦二人分の最高金額)
・厚生年金加入の会社員で150万円〜250万円程度(平均値)
・共済年金加入の公務員で160万円〜270万円程度(平均値)

この数字を見る限り、公的年金だけでは、ゆとりのある老後の生活はもちろん、必要最低限の生活も成り立ち難いといえるでしょう。



では、公的年金だけでは足りない部分は、いったい、どのような方法でカバーしていけばよいのでしょうか。

方法の一つは、自分自身の資産です。
毎月の積立で貯める預貯金はもちろんのこと、株式や債券に投資して得た利益も、資産です。
若いうちから、老後の生活の為に資産を作ることが必要なのは言うまでもありません。


老後の生活費をカバーするもうひとつの方法に「個人年金」が挙げられます。

個人年金とは、老後の生活資金の確保を目的とし、
公的年金とは別に、個人で資金を準備する年金制度のことです。

ここでは、そんな「個人年金」の中でも、加入者比率が最も高い「個人年金保険」について見ていきたいと思います。

「個人年金保険」を扱うのは、各生命保険会社です。
年金給付期間や受け取れる金額の違いで、以下のように分類がされています。
保険会社によっては、キャッチコピーのような、サブタイトルがついていることがありますが、以下の分類を知っておけば混乱することはないでしょう。



【終身年金】

 公的年金の上乗せとして、生きている限り受け取りたい

 <特徴>
 生きている限り、年金を一生涯もらうことができる
 死亡時点で年金は終了する
 (ただし保障期間がある場合は、残額は遺族に支払われる)



【確定年金】

 一定期間だけ受け取りたい
 定年後、元気なうちに趣味や旅行を楽しみたい

 <特徴>
 年金の受け取り期間を予め決めることができる
 年金受け取り期間中に死亡した場合、残額が遺族に支払われる



【有期年金】

 一定期間、少しでも多く受け取りたい
 60歳で定年しても公的年金は65歳からしかもらえないのは困る
 5年間のつなぎの生活資金として、年金を受け取りたい

 <特徴>
  確定年金は、受け取り期間中は生死に関わらず年金が
  受け取れるが、有期年金は、生きている場合に限り一定期間
  
受け取れる
  同じ保険料でも、確定年金に比べて、保険金額は多い



【夫婦年金】

 夫婦どちらかが生きている限り、年金を受け取りたい

 <特徴>
  夫婦どちらかが先に亡くなっても、確実に老後資金を確保できる



【一時払い型】

 退職金を運用して、数年後から年金として受け取りたい

 <特徴>
  通常、保険料は毎月積み立てていくものであるが、
  一時払い型では一括で払う
  数年間の据え置き後、年金として受け取る



【変額個人年金保険】

 老後の生活資金は十分、さらなるゆとりの為に
 運用を目的とした保険を

 <特徴>
  保険料を一括で払うのは一時払い型と同じ
  運用の実績によって、年金額が変動する
  払い込んだ保険料より、かなり多くの年金が受け取れることも
  あるが、その反面、払い込み保険料を下回ることもある



このように、「個人年金保険」と言っても、種類は色々です。
あなた自身の公的年金の加入状況や、老後資金の準備状況、また希望する受け取り方や、運用の方針(収益性か安全性か)によってあなたに適した商品を選ぶことができます。

「個人個人で、適した商品が違う」という点では、生命保険と一緒です。
自分の公的年金の状況や、資産状況を把握したうえで、これら個人年金を活用するのも、老後の備えのひとつです。



個人年金保険について?暮らしとお金の設計図が易しく解説!
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