| 時間にルーズな日本人 ~FPが意見を主張 I am I~ |
「日本人は時間にルーズ!」と聞いて、あなたはきっとこう思います。
「えっ!何を言っているの?」
「日本人ほど、時間に厳格な国民はいない!」
「外国の人の方が、よっぽど時間にルーズなのでは?」
などなど、
そのとおりです。確かに、あなたのおっしゃるとおりです。
「時間にルーズな日本人」という意味をもう少し詳しくお話いたします。
日本という国や、日本国民は「公に対する時間」にはとても厳格だと思います。
日本中の鉄道の駅には時刻表があり、1分でも遅れると「遅延のお知らせ」が入ります。
自動車をはじめとした生産工場では、秒単位で生産管理がされており、
生産性を上げることに命をかけています。
この「電車遅延のお知らせ」がないと、いらいらし始める人が出てきます。
ついには、我慢できない人が駅員に対して「どうなっているんだ!」
と詰め寄る場面が展開されます。
生産工場では、生産性が落ちると会議を開き、原因をつきとめ、
生産性を改善しようとします。
「改善」という言葉は、もはや世界共通語になっています。
「公に対する時間」への厳格さを表している一例でしょう。
しかし、この「時間に対する厳格さ」の、視点を少し変えてみましょう。
会社に勤めている人(勤めていたことがある人)に、質問します。
「毎日、時間通りに就業していますか?(いましたか?)」
いかがでしょうか…
多くの人の答えが「NO!」だと思います。
一般的な会社であれば、就業規則で就労時間が決められているので、
8:30〜17:30または、10:00〜18:00などというように定時があると思います。
しかし
「定時に仕事を終わらせて、帰宅したことなんて無い!」
「残業をすることが当たり前。」
こんな声があちこちから聞こえてきます。
挙句の果てには、このような質問をしている私に対して
「そんな考え方を持っているようでは、社会人失格!」
などという、コメントさえ頂戴してしまう始末です…
どうして、就業規則でも決められている事が、守れないのですか?
始業時には、きちんと時間前から会社に来ているのに、
どうして、終業時間は守れないのですか?
「仕事が終わらない」とか、「会社全体の雰囲気で、定時には帰れない」とか、
色々と理由や、主義主張はあると思います。
始業前には仕事を開始しているのに、定時に仕事を終わらせない。
確かに、公の時間に対しては、厳格です。
しかし、「自分自身やプライベートに対する時間」に対してはルーズ
といえるのではないでしょうか。
公に対しても、自分自身やプライベートに対しても時間に厳格であるべきです。
自分自身の時間に対してルーズなのに、
公の時間に対して厳格であることに何の意味があるのでしょうか。
このようなことから、「日本人は時間にルーズ!」だと主張したいのです。

